KaydaKayda
糸杉は永遠を、辰(竜)は魔除けを意味しています。そして、この作品には海草に擬態するリーフィーシ―ドラゴンも織り込まれています。ユニークな造形は、ソレフィニの作品ならではの楽しさがあります。外側のボーダーにはS字の龍も織り込まれ、様々な表現の辰が見られます。日本ではタツノオトシゴは夫婦円満、多産を象徴する生き物であるとされています。
結びの玉が摩擦によって真珠の粒のように輝きが増すことから真珠織といわれている、120年途絶えていた幻の織。この技術を継承している唯一の工房がソレフィニです。本作は座繰りのシルクの艶が美しく、しっかりとした織がデザインを際立たせています。草木染の色も落ち着いた美しさがあり、対称的な色合いで制作されました。
藍と茜色が瑞々しく鮮やかな一枚。もう一枚は、日本の伝統色である薄雲鼠のような淡いブルーグレー、若草色、黄色も和の色を思わせる穏やかな色調です。これらの色もすべて桃、エスパラッキなど草木の色から得ています。
活力に溢れ、大きく成長するといわれる辰年。
吉兆を願うユニークで伸びやかな文様です。
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